配合成分が多ければ効く!は間違い

育毛剤の配合成分を見ると、数種類〜数十種類など配合成分の数に大きな差があることが分かると思います。

配合成分が多ければ多いほど良いわけではありませんので、注意してくださいね。

配合量が大切

例えば、自分の薄毛に有効な成分が3種類あったとします。

3種類すべてが入っている育毛剤は、1種類だけの商品より効くと思いますよね。

でも、仮に3種類のほうがごく少量しか配合されていなくて、1種類のほうが贅沢な量を配合しているとしたら、効くのは1種類の方だと思いませんか?

育毛剤の成分表記は、配合量が多いものから順番に書かなければいけないようになっているので、パッケージなどに記載されている成分の順番を見て判断しましょう。

中には、成分が配合されているのにアルコールや添加物のような成分が前に記載されている育毛剤もありますので気を付けてくださいね。

同じ効果の成分が増えても無意味

頭皮の血行をよくする成分には、ミノキシジル、塩化カルプロニウムなどの医薬品成分や、ジフェンヒドラミンHC、セファランチンなどたくさんの成分があります。

ここで重要なのは、血流を改善できるかどうかです。

つまりは10種類配合されていようが、1種類だけだろうが血行が良くなればそれでいいのです。

販売力を高めるためにたくさんの血行促進成分を配合して価格が高くなっている育毛剤は割損ということになりますね。

効果的な成分が一番重要

男性型脱毛症(AGA)の薬として有名なプロペシアの主成分はフィナステリドです。というよりも、フィナステリドのみです。

フィナステリドは効果が認められている成分ですので、1種類のみでも高い効果が期待できます。

副作用があり、経口摂取の効果が認められているため残念ながら育毛剤には配合されていませんが、効果が高い成分なら1つだけでも薄毛を改選できるということですね。

育毛剤選びで重要なのは、むやみやたらに成分が多く入っていることではなくて、自分に高い効果が期待できる成分が配合されているかどうかなのです。

育毛剤の「間違い」「勘違い」TOPへ戻る